たくさんあるシャンプー剤
皆さんはどんな基準で選んでいるとかありますか?
美容師さんからオススメされたもの 市販 ドラックストアなどで購入したもの
雑誌やCMで選ぶ人もいるよね!?
さてあなたはどんな基準で選んでいるんでしょうか?
シャンプー剤なるべく避けた方がいいこと
まずは、一概にいいものと言っても様々だと思います
髪がしっとりするのが好きな人はこのシャンプーいいけど、軟毛の猫っ毛の方には
ペシャントしちゃって合わないかもしれない・・・
もしかしたら頭皮がスッキリしたい人にもあまりオススメじゃないかもしれませんよね・・・
サラサラさせたい方にはどちらかというと軽い仕上がりの方が合うのかもしれませんが、くせ毛の方だとまとまりが悪いかも・・・とか
求める質感や頭皮のコンディションなどで変わるかなと思います
どんな仕上がりにしたいかをまずは考えて選んでみよう
そこでまずは市販のものを皆さんは手にすることが圧倒的に多いと思います
なぜならドラッグストアの方が安価だし間口も広い
美容室の方が高価だし買いに行くのが少しハードル高い気がします
もちろん美容室のシャンプーの方が効果は抜群です!!
では中身 洗浄成分の種類や特徴などを見たいと思います
これを見れば少し自分に合うものがわかるかも!?
洗浄成分(界面活性剤)
俗にいう界面活性剤というやつです
聞いたことある人が多いいかな?
界面活性剤は水になじみやすい『親水性』と油になじみやすい『親油性』と言う2つの性質をもった成分です。
油になじみやすく水になじみが良いので油と水を混ぜ合わせる力のある成分の事を界面活性剤と言います。
なので界面活性剤は、水と油という本来溶け合わないものの間を取り持って、溶けたような状態をつくるものです。そのしくみを利用して、油分を含んだ汚れを落としたり、乳液やクリームなどのスキンケアでは水と油を混ぜ合わせたりしているのです。
細かく掘り下げて行くと専門的専門的になりすぎるので省きますが、
界面活性剤洗浄成分の代表的なものとして主に3つ挙げます
シャンプー剤に使われている代表例です
「高級アルコール系」「石けん系」「アミノ酸系」と大きく分類すると
3つのタイプがあります
高級アルコール系
これはほとんどのシャンプー剤に使われていると言っても過言ではありません
こんな表記を見たことありませんか?
- ラウリル硫酸Na
- ラウリル硫酸Na〇〇系
- ラウレス硫酸Na
- ラウレス硫酸Na〇〇系
高級アルコール系と言われる成分です
特徴は高い洗浄力と高い泡立ちがある事で汚れが良く落ちて泡が立ちやすい事です
ただこの成分が多いシャンプー剤は洗浄力が強すぎる傾向にあります・・・
頭皮や髪に少しばかり刺激が強いかもしれませんね
ただこれが入るだけで洗浄力は上がります シャンプーして汚れが落ちないのもどうかと思いますので・・ただ多く入っていると影響は出ます 汚れが落ちる程度の量で
いいかと思います 市販のは仕上がりの関係上関係上多く配合されているものも
見受けられますね
石鹸系
- カリ石鹸素地
- ラウリン酸K
- オレイン酸K
- ミリスチンK
あまり多くの人が見ることはないかもしれません
特徴としては洗浄力が高いということです
洗浄成分がアルカリ性なので非常に汚れが落ちる反面髪の毛のPHが高いので髪の毛がごわつく傾向にあります。
最大のメリットは安全性が高い
だから赤ちゃんのベビーシャンプーとしてこの成分が少し入っているのが見受けられます 肌などへの刺激も少ないと思われるからです
アミノ酸系
アミノ酸系の洗浄成分は肌や髪の毛に優しいと言われる成分で陰イオンの界面活性剤で主な成分は以下の通りです
- ラウロイルサルコシンTEA
- ラウロイルアスパラギン酸Na
- ココイルグルタミン酸TEA
- ココイルアラニンNa
アミノ酸系の洗浄成分の場合洗浄成分が陰イオンな為、保湿成分が髪の毛やお肌にも吸着しやすい性質があり質感が向上します。その為良く流さないとお肌に成分が残りトラブルになる事もある成分です。
また、髪の毛やお肌に刺激が少ないので洗浄力が比較的弱いのもデメリットです。
美容室で使われているものは、このアミノ酸系が多いですが高級アルコール系と
比べてしまうと5〜10倍高価であります
シャンプーの中身
主にシャンプーの中身としましては50%〜70%は水です
この水の質がいいというのはポイントかもしれません
だって一番多く入っているものだから・・・
そして先ほど少し細かく説明した界面活性剤
30%〜40%くらいでしょうか?
残りの10〜20%が指どおりをなめらかにするものだったり、いい匂いのするものだったり、防腐剤だったり、pHの調整剤だったりします
つまり30〜40%に及ぶ「界面活性剤」というものによってシャンプーの性格が決まります。
成分表は量が多い順に記載がされるため、ほとんどのシャンプーで一番初めに「水」と記載されているはずです。
注目すべきは、2から5番目くらいまでの成分です。
見分け方はこんな感じです
最後に、
難しい話ですがシャンプーの洗浄成分は泡立や質感など様々な性質があります。
洗浄力が強ければ刺激も出ますし逆に刺激が無いようにすると洗浄力が落ちます。
逆に質感を求めれば成分が髪の毛や肌に残りやすくなりトラブルの原因にもなります。
それぐらいシャンプーは複雑なバランスでできているので〇〇っていう成分が使用されているから刺激のあるシャンプーでもありません。
美容師の私が言うのもなんですがシャンプーをするという行為自体が髪の毛を痛めている事なので傷まないシャンプーなんてありません。水道水を使えばそれだけでも
髪にダメージ出ます
ただ、髪の毛のダメージケアをするシャンプーや頭皮を綺麗にシャンプーもあるようにたくさん良いシャンプーは世の中にあります。
大切な事はどんなシャンプーでも正しく使う事とちゃんとした性質を知って置く事です
一番自分の状態に合うものを探して見てください 美容師さんと相談して見てください
もし成分に気になることがあれば今は簡単に成分なども調べられますので調べて見てもいいかも ただし配合バランスです 多くても少なすぎても効果が発揮できません
なので人によって欲しい質感も違いますから試して感じることも大切かなと思います
参考までに・・・
またこの手の続きは書きたいと思います。
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